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京都好きにとって、京都を舞台にした物語は本当に面白いなと思うのです。
京都ならではの街の描写や四季の移ろい、歴史や風習などが物語に描かれていると、まるで京都に来たかのような感覚さえ味あわせてくれます。
そこで今回は、京都に行きたいけど、すぐには行けないってときに京都気分を味あわせてくれる「京都を舞台にした小説」をまとめてみました!
もくじ
「異邦人(いりびと) 」原田マハ
原田マハさん著作の小説「異邦人」。
「芸術」に関わる人々の隆盛と凋落を、京都を舞台に描かれた作品です。
祇園、嵐山や貴船など京都の様々な名所が物語のところどころに登場するミステリータッチな物語。
「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。
たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々(うつうつ)とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが……。
「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦
主人公が大学生ということから、学生に親しまれている場所や京都の癒しスポットなど様々な名所が登場します。
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。
出典:Amazon
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」七月隆文
100万部を超えるベストセラー小説であり、映画にもなった人気作品です。
大学生の甘く切ない恋愛模様を描いた、涙をそそる感動作。
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。
出典:Amazon
「下鴨アンティーク」白川紺子
アンティーク着物をめぐるファンタジーな物語は、心ときめくことでしょう。
京都や着物が好きな女子におすすめのシリーズ作品です。
着物に込められた“想い”に寄り添う、アンティーク・ミステリー。
高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。鹿乃は、亡き祖母から蔵にある「いわくつき」の着物の管理を引き継いだが……?出典:集英社オレンジ文庫
「左京区七夕通東入ル」瀧羽麻子
京大・鴨川界隈を舞台にほっこりと育まれる等身大の恋を描いた、甘酸っぱい記憶を呼び覚ますキュートな青春恋愛小説です。
京都での学生生活も四年目を迎えた七夕の夜、わたしは数学科のキテレツな彼と出会った。どうしてこのひとなんだろうと思う。客観的に見て、異性にもてはやされるタイプとはいえそうにない。目を引くような美男ではないし、話がものすごく面白いわけでも、ことさらに気がきくわけでもないのに―。わたしは恋に落ちている。まっさかさまに、落ちている。
出典:Amazon
おわりに
今回は、女性におすすめの京都を舞台にした小説をご紹介しました。
京都を舞台にした小説は、他にもまだまだたくさんあるので、また違う機会にご紹介できればなと思います。
ぜひ小説を読みながら、京都気分を味わってみてくださいね。