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コロナ禍をきっかけに、お金の勉強を始めた方も多いのではないでしょうか？
筆者もそのうちの一人でして、コロナという魔物を前にして、お金について真剣に向き合い始めました。
そんなわけで、お金に関する本を以前より増して読むようになったのですが、そのうちの一冊、松浦弥太郎さん著作の「僕が考える投資について」の感想について、今回はお話させて頂きます。
松浦弥太郎さん著「僕が考える投資について」の説明
今回お話するのが、こちらの本。↓
今、自分が持っているお金や時間、
知識や経験を使い、
どんな選択をすれば未来をいい状態に
できるのかを考える。
これが僕が考える投資です。引用：「僕が考える投資について」本文より
松浦弥太郎さんの「僕が考える投資について」では、いわゆる経済的な投資活動（株式投資などの金融商品への投資や不動産投資etc…）などとは違い、いかに自分に時間やお金を投資するかについて謳っています。
目先の利益よりも、自己投資した先にリターンとして返ってくる信用や知識・経験という貯金を増やしていこうという考えです。
それは、一見地味で時間がとてつもなく掛かるように感じられるかもしれませんが、心にも身体にも優しく健全で、そして何より誰にも盗まれることがない、知識や経験のストックがぎっしり詰まった自分自身が財産となる….。
そうした財産は、何にも代え難い一生モノの財産ですよね。
感想
松浦弥太郎さんの生き方に憧れている筆者は、これまでも沢山の本を拝読させて頂いていますが、お金関係の本に関しては、さらに学びが深く関心するばかりです。
おこがましいかもしれませんが、弥太郎さんの考えにとても共感することが多く、「そうそう！」「なるほど！」と頷いてしまうことが多かったです。
「今すぐに！」、「簡単に！」、「ラクに！」と言ったお金関係の本にありがちな投資の謳い文句とは違い、真実を語り、地道に時間とお金を自分自身に投資し続けていくことで、ある時に多くのリターンが返ってくるというお話には、弥太郎さんの真面目なお人柄が透けて見え、これこそが正統派な投資術だよなぁ！と深く納得してしましました。
筆者は、まだまだ発展途上ではありますが、ラクな方向には流されずに、弥太郎さんの本を片手に自分自身に投資しつつ、着実に力を付けて行きたいなぁと思いました。
ついついラクな方向に流されがちだから気をつかなきゃっ！笑。
松浦弥太郎さん著作のお金にまつわる書籍
終わりに
コロナ禍をきっかけにお金について深く考えるようになった筆者ですが、今回ご紹介した本を読んだことで、貯金をするだけではなく、お金をどのように使い（投資を含め）、どのように食いっぱぐれのない人物になるか？が大事だなぁと改めて感じました。
いつどんなことが起きるか分からない世の中で、お金に振り回されるのではなく、お金を上手に使い、身一つで勝負ができ、人に信用される人になれたら良いなと思いました。
今回ご紹介した本は、多くの経験をしてきた著者だからこその説得力のある内容で、お金の使い方や、仕事への取り組み方など我が身を振り返るのに最適な一冊でした。
