映画「PERFECT DAYS/パーフェクトデイズ」を観て感じたこと(ネタバレなし)

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先日、映画「PERFECT DAYS/パーフェクトデイズ」を観に行ってきました。
巨匠ヴィム・ヴェンダース監督の作品ということで、以前から公開を楽しみにしていました。
とは言うものの、前情報はほとんど入れずに作品を観に。
ただただ、自分がこの映画を今観てどう感じるか?その感覚を味わいたかったのです。

この映画は、年齢や経験値、置かれている状況によって感じ方がそれぞれ異なるように思います。

なので、今回は、40歳手前の女である筆者が、映画「PERFECT DAYS/パーフェクトデイズ」を観てどう感じたか?の感想を書いていきたいと思いますので、参考程度にご覧いただけたら嬉しいです。

基本情報

「PERFECT DAYS/パーフェクトデイズ」

《監督》ヴィム・ヴェンダース
《脚本》ヴィム・ヴェンダース、高崎 卓馬
《製作》柳井 康治
《主演》役所 広司
《製作国》ドイツ、日本
《上映時間》124分

あらすじ

東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし
同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。
男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。
<PERFECT DAYS公式より引用>

感想

映画館で観て良かった!と心から思いました。

内容はもちろんのこと、映像美、音楽のセンスなど、本当にツボでした。

高校生くらいから、映画を見漁ってきて約24年。

映画を観終わった後、本当に良い映画を観たな。
余韻が気持ちいい。
ジーンとした。
そんな高鳴る気持ちに。

間違いなく、自分にとっての大好きな映画TOP10に入る作品になったなと思います。

これは、40年近く生きてきた女として感じるものであり、性別の違いや、もう少し歳を重ねていくことで、感じ方は変わってくることかと思います。

人生経験を積むことで、もっと感情を揺さぶられることがあるのだろうなと…。

10年後、20年後と年を重ねたうえで、繰り返し観ていきたいなと思う映画。

そして、なんてことのない一日一日を丁寧に過ごし、日々教養を高め、人生を豊かに生きていきたいと改めて思わせてくれる映画でした。

しばらく、《挿入歌:Lou Reed「Perfect Day」》を聴きながら余韻に浸る日々が続きそうです。

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